1975-06-05 第75回国会 参議院 文教委員会 第12号
重要文化財保護法案というのを作成し、その後衆参の間で数次にわたって懇談会を開いた結果、参議院案に修正を加えて第十次案というのをこしらえて、第七回国会に山本勇造さん初め十八人の人がこれを出したわけです。そうして二十五年五月三十日に参議院で公布された、この努力とこの経過と比べて、あなたは抜本的じゃないとおっしゃるけれども、これは相当な法律改正ですよ。
重要文化財保護法案というのを作成し、その後衆参の間で数次にわたって懇談会を開いた結果、参議院案に修正を加えて第十次案というのをこしらえて、第七回国会に山本勇造さん初め十八人の人がこれを出したわけです。そうして二十五年五月三十日に参議院で公布された、この努力とこの経過と比べて、あなたは抜本的じゃないとおっしゃるけれども、これは相当な法律改正ですよ。
○永井国務大臣 文化財保護法案に関連してやむを得ないと申し上げましたことについて、私の考えを申し上げます。 文化財保護に関連いたしまして、今回の法案に盛り込まれた考え方以外にも、さらに理想的に行っていくというような考え方もいろいろあるということは考えております。
そこで、文化財保護法の成立の経過については大臣もすでに御承知だと思うんでありますが、戦後の混乱と動揺が文化財の保護に憂慮すべき影響が出てきたときに、たまたま二十四年の一月二十六日に法隆寺の金堂の失火があった、いち早く参議院の文部委員会が現地に出かけていって会合を開いて、そうしてこの際抜本的な対策をしようじゃないかというところで第七次案までまとめて、そうして文化財保護法案という法律を第五回の国会へ提案
次に都道府県教育委員会に対して文化財保護行政の権限の一部を委任して欲しいという請願がございましたが、これはすでに文化財保護法案に織り込まれている点でございます。次に尾瀬ケ原保存に関する請願でございますが、これは最近の只見川水域の電源開発計画の一部によれば、学術文化資料として世界的に貴重な尾瀬ケ原が永久に水底に沒し去ることになるので、この際同地保存のために適切な措置を要望しているのでございます。
午後七時四分散会 —————・————— ○本日の会議に付した事件 一、日程第一 失業対策確立に関する決議案 一、標準義務教育費に関する緊急質問 一、義務教育費確保に関する決議案 一、引揚問題についての官房長官談及び失業、税金問題等に関する緊急質問 一、日程第二 文化財保護法案 一、日程第三 熱海国際観光温泉文化都市建設法案 一、日程第四 伊東国際観光温泉文化都市建設法案
○副議長(松嶋喜作君) 日程第二、文化財保護法案(本院提出、衆議院回付)を議題といたします。 —————————————
さて今回の会期中における本委員会としての重要法案としましては、文化財保護法案、図書館法案、その他七件でございます。ことに文化財保護法案につきましては、長い間委員各位の御奮闘、御研究によりまして、所期の目的を達し、めでたく通過せしめることができたのであります。まことに感激にたえないところであります。
○大村委員長 松井君に申し上げますが、前会御欠席のようでございましたが、文化財保護法案の中で、まだ成立していない地方税法の関係について、これを委員付託とすべきかどうかということが問題になつた。その関係から、特に岡君から総括的な問題で話されたのであります。
○大村委員長 文化財保護法案は、本日緊急上程の運びになりました場合には、これを上程することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○長野長廣君 ただいま議題と相なりました文化財保護法案につきまして、文部委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本法案は、参議院より提案いたされましたものでありますが、去る第五国会以来、衆議院におきましても、文部委員会を中心として研究を重ねて参りまして衆議院案といたしまして、重要文化財保護法案を起草作成いたしたのであります。
————————————— 四月二十九日 文化財保護法案(参議院提出、参法第六号) の審査を本委員会に付託された。 ————————————— 本日の会議に付した事件 文化財保護法案(参議院提出、参法第六号) —————————————
文化財保護法案を議題といたします。本法案は去る二十九日本委員会に付託になりましたものであります。 ちよつと速記をとめて…… 〔速記中止〕
○水谷(昇)委員 まず文化財保護法案に対する修正案を朗読いたします。 文化財保護法案の一部を次のように修正する。 目次中「附則(第百十三條—第百三十一條)」を「附則(第百十三條—第百三十條)」に改め、第百三十一條を削る。 この修正案について御説明申し上げます。
(第四六六号) 二七 六・三制補助金等に関する陳情書 (第五〇七号) 二八 六・三制教育予算に関する陳情書 (第五四〇 号) 二九 教育委員会設置の経費に関する陳情書 (第五五二号) 三〇 教育職員免許法及び同施行法一部改正の陳 情書 (第五六七号) 三一 一般平衡交付金の配分に伴う教育財政に関 する陳情書 (第五七三 号) 三二 文化財保護法案
○大池事務総長 文化財保護法案は、これは前議会から問題になつておつた重要法案でありますが、ただいま参議院が地方税案の方を修正をいたして来ておる関係で、地方税案が通らない場合にはその改正の点が空文に帰するといいますか、無効になるといいますか、そういう状態にありますので、いかなることを、どういうぐあいに処置したらよいか、地方税法案の運命のきまるまで議長の手元にお預かりした方がよいか、委員会において十分検討
○大村委員長 文化財保護法案はこれを文部委員会に付託したらどうかという御意見がございますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○林(百)委員 非常にむずかしい説明があつたのですが、文化財保護法案で富裕税法と地方税法を改正して来るということはどういうことですか。
私に奈良出身でございまして、一応その請願の趣旨はわかるのでございますが、当の文化財保護法案はここで作成したのですから、矢張り採択しない方が今度の委員選任に際してもいいのではないかと思います。
○山本参議院文部委員長 文化財保護法案は、もつと早くこちらに御送付しなければならないのでありますが、御承知のような事情でたいへん長引いて申訳なく思つております。昨日あちらの委員会を通過いたしましたので、とりあえずこちらに送付いたした次第でありますが、本日本会議において通過いたしましたから、正式にこちらに送付されることと存じます。 ただいま提案理由の説明という言葉でありました。
○長野委員長 次に文化財保護法案(山本勇造君外十七名提出、参法第六号)を議題といたします。 本法案は昨二十五日予備審査のため、参議院から送付された議案であります。提出者の提案理由の説明を求めます。山本勇造君。
————————————— 四月二十五日 文化財保護法案(山本勇造君外十七名提出、参 法第六号)(予) の審査を本委員会に付託された。 ————————————— 本日の会議に付した事件 理事の互選 文化財保護法案(山本勇造君外十七名提出、参 法第六号)(予) —————————————
○山本勇造君 只今議題になりました文化財保護法案は、政府提出の法案でなくて議員提出のものでございます。これは参議院の文部委員会における殆んど全部の委員の発議提案になるものでございます。このたび渡米議員団から議長に申出のありました中に、国会における実現希望の事項というものがございます。その実現希望の條項の中に「立法府たる国会が、みずから立法に任ずること」という一項が掲げてございます。
一、日程第一 国会法第三十九條但書の規定による国会の議決に関する件(広島地方専売公社調停委員会委員) 一、日程第二 全国選挙管理委員会委員の指名 一、日程第三 参議院法制局職員定員規程の一部改正に関する件 一、日程第四 南海地震に伴う地盤変動による被害復旧対策に関する決議案 一、日本の外交の基本方針に関する緊急質問 一、地方財政平衡交付金一部概算交付暫定措置法案 一、日程第五 文化財保護法案
○議長(佐藤尚武君) 日程第五、文化財保護法案(山本勇造君外十七名発議)を議題といたします。先ず委員長の報告を求めます。文部委員長山本勇造君。 〔山本勇造君登壇、拍手〕
四月二十四日 標準義務教育費に関する法律案反対の陳情書外 十二件(第八四九号) 文化財保護法案に関する陳情書(第八五八号) を本委員会に送付された。
この際、文化財保護法案が通過いたしましたあかつきには、ぜひこれを史跡として指定されんことを希望するのでありますが、なお特に、この史蹟の調果に文部省よりその方の権威者を派遣してもらいたいという、白河町外三箇村の請願者の希望でありますから、つけ加えておきます。
○鈴木憲一君 私は文化財保護法案について提案の理由を説明いたしたいと思います。 今般山本委員外十七名から議員発議いたしました文化財保護法案につきまして、発議者を代表いたしまして提案理由を申述べたいと思います。
○藤島参考人 それでは私は文化財保護法案につきまして、自分の考えていることだけをかつてに申し上げます。 この保護法案が上程せられるにつきましては、私は満腔の賛意を表するのでありますが、前にずつと一応拜見したところか見て、いろいろと感ずることも多いのであります。
実は昨日文化財保護法案をちようだいいたしまして、全文百三十條を三回ほど通読いたしまして、私の頭の中には全文暗記程度にこれが入りましたから、大体これに対する忌憚ない批判を申し上げてみたいと存じます。
本件に関連する文化財保護法案について、前回参考人を招致することに協議決定いたしましたが、この際藤島亥治郎君、長瀧武君、及び渡邊光枝君を、参考人に指名いたすに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
本件に関連して、参議院の山本文部委員長より、起草中の文化財保護法案について、発言を求められておりますので、これを聴取いたします。 速記は中止いたしまして、これより懇談会に入ります。 ————◇————— 〔午前十一時十五分懇談会に入る〕 〔午前十一時五十八分懇談会を終る〕 ————◇————— 〔長野委員長退席、水谷(昇)委員 長代理着席)
国宝保存に関して起草中の文化財保護法案の審査の前に、民間有識者の方々の意見を聽取いたしたいと思いますので、本委員会として本件に関して参考人を招集するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山本勇造君) 次に文化財保護法案及び教育委員会法の一部を改正する法律案につきまして懇談いたしたいことがございますので、委員会に閉じ懇談会を開きます。 午後二時五分散会 出席者は左の通り。
その節には又皆様の御協力を是非お願いいたしたいのでありますけれども、それはそれといたしまして、この只今我々がやつておりまする方の文化財保護法案と、それからこの委員会に提出されておりまする富裕税法案との間には関係するところがございますので、文部委員会といたしましては、我々の方の委員会の意向を当大蔵委員会の方に十分に知つて頂き、皆様の御理解と御批判に訴えたいこういうふうな決議を実は委員会でいたしたのでございます
それから尚先程油井さんのあれのとき私少し言洩らしたと思いますが、今度文化財保護法案が通りますれば、あの制限が今度は非常に尚強くなつて来ているのであります。従いましてこの国宝をどういうふうなものを選ぶかということは、非常に厳重になるばかりでなしに、今まで国宝であつたものも、今度は一度選ぶ会を当然やりますので、国宝の数が減ると思うのであります。